『遊ぶものは神である。神のみが、遊ぶことができた。 遊は絶対の自由と、ゆたかな創造の世界である。それは神の世界に外ならない。 この神の世界にかかわるとき、人もともに遊ぶことができた。神とともにというよりも、神によりてというべきなのかも知れない。 祝祭においてのみ許される荘厳の虚偽と、秩序をこえた狂気とは、神に近づき、神とともにあることの証しであり、またその限られた場における祭祀者の特権である。』～白川 静～ あしうゆぎょう。芦生の森に魅せられて游行十余年。憂き世の枝がらみに行く手を阻まれ、出游もままならぬ昨今、靄の揺蕩う静謐の杜を借景として、つれあいとの過ぎし愉悦の時どきを想念の裡に明滅させつつ、 こころ時めく折々の出会いを気儘にクリップしていきます。
世界が認めるギター製作の第一人者。1967年上智大学電気電子工学科を卒業後、河野ギター製作所に入社。1988年には、第４回パリ国際ギター製作コン クールで金メダルを獲得する。スペインから輸入した年輪の細かい良質な木材を使用し、木材の質に併せてギターの命でもある表面版の厚みを100分の1ミリ 単位で調整、ギターの音の科学的な解析を試みより理想の音を出すため追求し続けている。