2011-02-08

Keith Jarrett: Köln Concert

ザ・ケルン・コンサート [SHM-CD] [Limited Edition, Original Recording Remastered]

キース・ジャレット   CD 

参考価格:¥ 2,800
価格:¥ 2,497 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • CD (2008/9/3)
  • ディスク枚数: 1
  • フォーマット: Limited Edition, Original recording remastered
  • レーベル: ユニバーサル ミュージック
  • 収録時間: 66 分
  • ASIN: B001BLSDGU

曲目リスト

1. ケルン、1975年1月24日 パートI
2. ケルン、1975年1月24日 パートIIa
3. ケルン、1975年1月24日 パートIIb
4. ケルン、1975年1月24日 パートIIc

商品の説明

キース・ジャレットは、ソロピアノで独自の世界を築きあげたことでも評価されている。ドイツのレーベル「ECM」から の最初の作品はソロピアノで、スタジオ録音では8曲のオリジナルを演奏した。     

だが、キースの天才ぶりが発揮されたのは、完全なる「即興」ピアノ演奏の本盤だ。観客の目の前で、気持の赴くまま弾くソロは長くなるが、それでも起承転結のある構成力の高さには舌を巻く。即興でありながら、難解なところがない。冒頭の<1>は、車のCMに使用されたこともあるほどだ。彼のポップなメロディセンスが最大限に表れ、リアルタイムで最適なハーモニーをつけていく。一定のテンポで1つのフレーズを繰り返す情熱的なパートや、すべての音に集中して奏でるパートの美しさに、言葉を失うばかりだ。

このアルバムの成功もあって、即興ソロピアノ・アルバムは多数録音される。だが、完成度では本盤が最も高いといえるだろう。(高木宏真)

内容(「CDジャーナル」データベースより) 

ジャズのソロ・ピアノ作品の最高峰に挙げられる名盤中の名盤。緊張感と美しさに満ちた、完全即興とは思えないほど完璧な演奏が満載。ニコラス・ローグ監督の映画『ジェラシー』にも起用された傑作。

買い換えましょう2008/12/30
レビュー対象商品: ザ・ケルン・コンサート [SHM-CD] (CD)
内容は他の方におまかせ。 
今回SHM-CDで発売。完全限定生産。 
とにかく音がすばらしい。 
ある程度のオーディオをお持ちの方は絶対に買い換えた方がよい。 
レコードをお持ちの方も、すり減るのを防ぐために、このSHM-CDを勧める。 
音がクリアだ。霧が晴れたようなすがすがしさを感じる。 
音場が広がっている。広いコンサートホールにいる自分を感じることができる。 
それほどまで、音質が変わっている。 
聞いた瞬間「おおっ!」と思わず声をあげてしまった。 
入手困難にならないうちに。 
完全生産限定と言っても再プレスはよくあることなので、そこのところは売れ行き次第でしょう。

筆舌に尽くしがたい音の洪水 ミューズの降臨した瞬間の美2009/3/7
By 
sasabon - レビューをすべて見る
(VINE メンバー)    (#1レビュアー)   
レビュー対象商品: ザ・ケルン・コンサート (CD)
30年以上前ですが、京都の荒神口にあったジャズ喫茶の老舗「しあんくれーる」に通った時にこのアルバムと出会って以来、何十回聞いたか分かりません。初めて出会った時の衝撃と感動は凄まじいものがありました。音の躍動とその後の余韻と静寂。収録時の聴衆の拍手は同感です。
この作品は自分の中でも大切にしている音楽ですし、ジャズの歴史においてもエポックメイキング的な役割を果たしていますので、レビューを書くのに躊躇してきたのは事実です。ただ、今なお聴くたびに、新鮮な感動を呼び起こす音楽を前にして、何かしら、音楽の神が我々に与えてくれた瞬間芸術の美しさに対しての感謝の念をこめて記すのもまた一興かと思います。
たったピアノ1台で、ケルンの観衆に感動を与えることができるのは彼しかいないでしょう。じっくり聴けば聴くほど、即興演奏とは思えないほどの完成度です。あらゆる音楽ジャンルにおいて、インプロビゼーションの頂点に君臨していますし、旋律の美しさとリズムの躍動感、そして次なる展開の読めない浮遊感。どれをとっても一級品です。
キース・ジャレットは、この時の演奏に対して「私は創造はしていない虚空から降りてくるものをつかんでいるだけだ。」「私はこの創造物を大いなるものから受け取っているだけだ。」と発言しています。彼の音楽の真髄がその言葉に表れています。
このような透明で澄んだピアノの音色もまずありません。ケルンの観衆に媚びることなく、66分という濃厚な時間を音で埋め尽くした彼の才能にはただひれ伏すしかありません。他のミュージシャンによって数多の即興演奏が奏でられ、世に問われてきましたが、この作品を超えるものは今もなく、なお多くの人に感動を与えています。

これは音楽の域を超越した「宝」だ。2004/1/10
レビュー対象商品: ザ・ケルン・コンサート (CD)
学生時代にLPを買ってから今まで果たして何回聴いただろうか。
CDもLPとダブって初めて買ったのもこれだった。
「色んな音楽聴きたいんだけど何かいいのない?」と聞かれ、
「キースジャレットのケルンコンサート聴いてみ」と何回答えただろうか。
楽しい時、辛い時、幸せな時、寂しい時、、、
いつも引っ張り出して聴いていた。
そして今も何かあると聴いている。
一瞬たりとも隙の無い空間に浸りたい為に。
あるいは何かからとき離されたい為に。ロック、JAZZ、クラシック、レゲエ、演歌に至るまで
あまたLP、CDは持ってるが1枚選べ!と言われたら
「ケルンコンサート」と即答するだろう。
これは音楽とかジャンルとかそんなみみっちい世界の代物では無い。
とにかく一度「聴いて」ではなく「体験」してください。