2008-09-05

佛念寺山断層(上町断層)





 地質・地盤
丘陵は大阪層群と呼ばれる未固結堆積物(砂礫、粘土など)からなり、
段丘は厚さ 10m程度の礫層からなっている。神崎川低地は地表下 
10∼20m付近までは沖積層(軟弱粘土層、砂礫層)であり、その下に
段丘層が分布している。猪名川低地は河川氾濫時の土砂からなるた
め、神崎川低地のように地質の均一性、連続性はないが、表層は主
に砂質土である。
天竺川にほぼ並行する形で仏寺山断層が南北に走る。この活
は段丘地域と丘陵地域の境界となっており、南への延長は大阪市
中央部の上町台地西縁を南北に走る上町断層に続くと考えられてい
る。