2012-03-31

西の鯖街道

http://sabanet.gr.jp/index.html
http://sabanet.gr.jp/sabamap.pdf
西の鯖街道 sabanet
西の鯖街道とは
若狭の海から丹波高地を貫く
都の食とくらしを支えた街道

その背景と目的 西の鯖街道は、標高800mの丹波高地を挟み、福井県高浜町・おおい町名田庄、京都府南丹市美山町、京都市京北町、京都市北区、そして京都御所を結ぶ約100kmの街道です。1900年代初頭に鉄道が敷設されるまで、福井県若狭地方と京都を結ぶ最短の文化・経済ルートでした。若狭湾で水揚げした海産物が人の背に担われ京の町へ運ばれました。また、京の文化がこの街道の各地にもたらされた街道でもあります。
◆高浜町・・・
 福井県の最西端にあり若狭湾に面した良港で、古代より大陸の文化を受け入れたところであり、また飛鳥、奈良の時代より「御食国(みけつくに)」として、海の幸が都に運ばれたことが、平城宮跡出土木簡から明らかになっています。

◆おおい町・・・
 福井県の最南端に位置し、室町時代に安倍晴明の子孫土御門家が一時、京都から移り住み、その史跡、資料が残るところです。京の朝廷の暦星を占う役割を担うことから、常に京都との行き来がありました。

◆南丹市美山町・・・
 丹波高地の堀越峠を境として、おおい町の南にあり、かつて高浜から京都へ運ばれる荷を下ろした中継の地でした。この町には、国の重要伝統的建造物群保存地区であるかやぶきの里北集落や、国定公園として予定されている芦生原生林のあるところです。

◆京都市右京区京北・・・
 平安京建都の時代から、都造営のための用材を桂川を使い供給したところであるとともに、南北朝時代の光厳法皇に代表される都から逃れてきた貴人を迎えた土地であり、ここの山国地区は古来禁裏杣御料地でした。近世以降、北山杉の生産地として繁栄したところです。

   この様な街道の歴史的背景をもとに、私たちは平成21年4月に、4市町の行政、民間団体が連携して当街道の自然・文化・産業を発信し当エリアの振興を図るために協議会を結成しました。
 西の鯖街道は、都へ物資を運ぶ道であったと共に、都から文化がもたらされた道でもありました。そしてその担い手は、歴史の中に隠れた民衆でした。重い荷を担って峠を越えた人々の通った道に、再び光を当て「西の鯖街道」を新しい時代の街道として再生するために、地域の住民、行政との協働のもと、この街道の環境保全と自然・歴史・文化資源の活用により、「自然の音が聞こえる道」として、当街道を訪れた方が「おもてなし」を体験できる交流空間を創造し、全国へ発信していくことを目的に、日本風景街道「西の鯖街道」に取り組んでいます。


http://cybertrek.ddo.jp/urouro/urouro.php?ID=72
http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000074416.html
http://kaiwai.city.kyoto.jp/raku/kanko_top/kyoto_trail.html


京都一周トレイル京北コース概要

  京北地域の中心部・周山を中心に京北各所をつなぐ京北地域で独立した周回コース。

  細野~滝又の滝~余野~茶呑峠~山国~常照皇寺~井戸峠~第三小学校~矢谷~熊田~黒尾山~魚ヶ渕~細野,山国~黒田,鳴の堂~天童山 (総延長 41.6km)

  京北ならではの豊かな森林や清流,広がる田園風景とともに,滝又の滝,常照皇寺,魚ヶ渕の吊橋など多くの名勝や京北地域を一望する絶景が楽しめます。(詳細は一番下の添付ファイル参照)
  所要:3~4日間程度
京北までの公共交通機関:JRバス 京都駅から周山 約80分 1150円

  地図の販売
  平成22年3月27日(土曜日)から,京都市役所,京都市観光案内所(京都駅ビル2階)など市内31箇所で販売を開始します。500円(税込み)

GPSデータ
標高グラフ
移動距離
33.80km
歩数
0歩
標高
最高559.0m
最低222.0m
累積標高
登り1,501.0m
下り1,502.0m

『北山の峠』 金久昌業著


この本は北山を歩く人にとってはバイブル的な存在であり、インターネット上や様々な山行記録に登場してくる.京都から若狭への街道に横たわる峠について、単なる参考記録でなく、それぞれの峠にまつわる歴史や文化、生活、などにも触れられていて読み物として素晴らしい著作である.この本については触れられているので今更ここで紹介する必要もあるまい.
初版第1刷で、上巻は昭和53年11月5日の出版、中巻が昭和54年11月15日、下巻は昭和55年11月30日である.従って既に約30年が経過しているが、ここに描かれた約100の峠は今どうなっているのであろうか?


・・・私には自然の中に生き続けてきた彼等(木地師)が一種の自由人だと思われる。人を犯さず人に訴えず、ただ内面の戒律によって自己を規制して自然に生きてきた人々である。胸のすくような毅然とした生きざまではないか。欲望渦巻く修羅の巷に生きねば人間が出来上らないということはない。ドロドロとした人間模様の中に流されるのもまたよいが、往々にして愚劣の繰り返しや徒労の場合が多い。権威を否定して生きてきた私には彼等が近く感じられる。  
-『北山の峠』(下) 野田畑峠ー

2012-03-27

Clara Haskil Edition


Clara Haskil Edition [Box Set, CD, Import, From US]

ハスキル(クララ)   CD 
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー) Like(1)

価格:¥ 4,946 通常配送無料 詳細
新品の出品:6¥ 4,408より 中古品の出品:1¥ 4,400より
没して半世紀を祈念(?)したBox で、ユニバーサル・ミュージックが所有する音源を、ほとんど網羅しています。
すべてセッションで、音質では定評のある、Decca (イギリス)、Philips (オランダ)、Deutsche Grammophon (ドイツ)、Westminster (USA)、それと Polydor (Deutsche Grammophon が各国に設けた分社、フランス)が録音しました。 ユニバーサル・ミュージック (USA)の親会社は、EMI (イギリス)も傘下に収めた、フランスのパリに本拠を置く複合企業ヴィヴェンディ 〈 Vivendi SA 〉です。
 ちなみにクララ・ハスキルは、ルーマニアのブカレストに生まれ、1942(or 1943)年以降はスイスのレマン湖畔のヴヴェ 〈 Vevey ~チョコレートでも有名な食品企業ネスレの本社の所在地 〉に住んでいましたが、ベルギーのブリュッセルで急逝しました。1960年のことです。いまはパリの、ボードレールやボーヴォワール、サルトル、あるいはベケット、マン・レイなど、そして同国人のツァラ、ブランクーシ、シオラン、イヨネスコなども入るモンパルナス墓地で、姉妹とともに、眠りについています。

 ハスキルの履歴には、出自がセファルディム~イベリア半島由来の言葉を話すユダヤ人とあります。
クラシック音楽界を代表する指揮者、クラウディオ・アバドは、自身が明言するように、スペインのセビーリャにあったイスラーム王国~タイファのなかでも強力だったアバド朝!の末裔であれば、現ロンドン市長のボリス・ジョンソンが、オスマン帝国高官の血を引くように(ちなみにドイツ王族の子孫でもあり、イギリス王室を介して、現イギリス首相デーヴィッド・キャメロンとも遠い親戚なのは余談ですが)、人々は移動と混淆を繰り返します。それは絶えず、地中海の渚に寄せては返す波のようです。

簡素な Boxケースには、総 34ページの、写真入りのブックレットが入っています。

【収録曲】

≪CD01≫
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 01-03 ] ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271『ジュノーム』
 ウィーン交響楽団/パウル・ザッヒャー(指揮)~録音:1954年10月 *monaural*Philips
[ 04-06 ] ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
[ 07 ] ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386
 ウィーン交響楽団/ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)~録音:1954年10月 *monaural*Philips 

≪CD02≫
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 01-03 ] ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
[ 04-06 ] ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
 コンセール・ラムルー管弦楽団/イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)~録音:1960年11月 *stereo*Philips 

≪CD03≫
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 01-03 ] ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/フェレンツ・フリッチャイ(指揮)~録音:1955年9月 *monaural*DG
[ 04-06 ] ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
 ウィーン交響楽団/パウル・ザッヒャー(指揮)~録音:1954年10月 *monaural*Philips 

≪CD04≫
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 01-03 ] ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
 RIAS交響楽団(二年後にはベルリン放送交響楽団、現在はベルリン・ドイツ交響楽団と呼称)/フェレンツ・フリッチャイ(指揮)~録音:1954年1月 *monaural*DG
[ 04-06 ] ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595
 バイエルン州立管弦楽団(もともと連邦政府が、個別の文化行政に係わることはきわめて少なく、バイエルン州政府が主管して、ミュンヒェン市にある複数の歌劇場の管弦楽団)/フェレンツ・フリッチャイ(指揮)~録音:1957年5月 *monaural*DG 

≪CD05≫
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 01-03 ] ピアノ協奏曲 第13番 ハ長調 K.415
 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団/ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)~録音:1960年5月 *stereo*DG
[ 04-06 ] ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
 ヴィンタートゥール交響楽団 [Orchester Musikkollegium Winterthur]/ヘンリー・スヴォボダ(指揮)~録音:1950年9月 *monaural*Westminster
☆ ファリャ / Manuel de Falla (1876~1946)
[ 07-09 ] 交響的印象『スペインの庭の夜』
 コンセール・ラムルー管弦楽団/イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)~録音:1960年10月 *stereo*Philips 

≪CD06≫
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 01-03 ] ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459
 ヴィンタートゥール交響楽団 [Orchester Musikkollegium Winterthur]/ヘンリー・スヴォボダ(指揮)~録音:1950年9月 *monaural*Westminster 
☆ ベートーヴェン / Ludwig van Beethoven (1770~1827)
[ 04-06 ] ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
 ヴィンタートゥール交響楽団 [Orchester Musikkollegium Winterthur]/ヘンリー・スヴォボダ(指揮)~録音:1950年10月 *monaural*Westminster 

≪CD07≫
☆ ベートーヴェン / Ludwig van Beethoven (1770~1827)
[ 01-03 ] ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
 コンセール・ラムルー管弦楽団/イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)~録音:1959年12月 *stereo*Philips
☆ ショパン / Fryderyk Franciszek Chopin (1810~1849)
[ 04-06 ] ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 Op.21
 コンセール・ラムルー管弦楽団/イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)~録音:1960年10月 *stereo*Philips 

≪CD08≫
☆ シューマン / Robert Alexander Schumann (1810~1856)
[ 01-03 ] ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
 ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団 [Het Residentie Orkest]/ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)~録音:1951年5月 *monaural*Philips
[ 04-12 ] 森の情景Op.82 ~録音:1947年10月 *monaural*Decca
☆ ベートーヴェン / Ludwig van Beethoven (1770~1827)
[ 13-15 ] ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/カルロ・ゼッキ(指揮)~録音:1947年7月 *monaural*Decca

≪CD09≫
☆ スカルラッティ / Domenico Scarlatti (1685~1757)
[ 01-03 ] ソナタ 変ホ長調 K.193〈L.142〉、ソナタ ロ短調 K.87〈L.33〉、ソナタ ヘ短調 K.386〈L.171〉~録音:1951年10月 *monaural*Philips
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 04 ] デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調 K.573 ~録音:1954年5月 *monaural*Philips
[ 05-07 ] ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330 ~録音:1954年5月 *monaural*Philips
☆ ラヴェル / Maurice Ravel (1875~1937)
[ 08-10 ] ソナチネ~録音:1951年10月 *monaural*Philips
☆ シューマン / Robert Alexander Schumann (1810~1856)
[ 11-18 ] 色とりどりの小品 Op.99 から「三つの作品と五つのアルバムシート」~録音:1952年4月 *monaural*Philips
[ 19 ] アベッグ変奏曲 Op.1 ~録音:1951年10月 *monaural*Philips 

≪CD10≫
☆ シューマン / Robert Alexander Schumann (1810~1856)
[ 01-13 ] 子供の情景 Op.15 ~録音:1955年5月 *monaural*Philips
[ 14-22 ] 森の情景 Op.82 ~録音:1954年5月 *monaural*Philips
☆ ベートーヴェン / Ludwig van Beethoven (1770~1827)
[ 23-25 ] ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 『テンペスト』 Op.31‐2 ~録音:1955年5月 *monaural*Philips 
[ 26-29 ] ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 『狩』 Op.31‐3 ~録音:1955年5月 *monaural*Philips 

≪CD11≫
☆ シューベルト / Franz Peter Schubert (1797~1828)
[ 01-04 ] ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960 ~録音:1951年6月 *monaural*Philips
☆ ベートーヴェン / Ludwig van Beethoven (1770~1827)
[ 05-07 ] ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 『テンペスト』 Op.31‐2 ~録音:1960年9月 *stereo*Philips
[ 08-11 ] ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 『狩』 Op.31‐3 ~録音:1960年9月 *stereo*Philips  
( シューベルトのソナタなんか、60年前のモノラル?録音とは思えない、優れたリマスタリングです。 )

≪CD12≫
☆ スカルラッティ / Domenico Scarlatti (1685~1757)
[ 01-11 ] ソナタ 嬰ハ短調 K.247〈L.256〉、ソナタ ト長調 K.2〈L.388〉、ソナタ ハ長調 K.132〈L.457〉、ソナタ ト短調K.35〈L.386〉、ソナタ 変ホ長調 K.193〈L.142〉、ソナタ ヘ短調 K.386〈L.171〉、ソナタ ヘ短調 K.519〈L.475〉、ソナタ イ長調 K.322〈L.483〉、ソナタ ロ短調 K.87〈L.33〉、ソナタ ハ長調 K.515〈L.255〉、ソナタ ヘ長調 K.437〈L.278〉~録音:1950年10月 *monaural*Westminster
☆ ソレール / Antonio Soler (1729~1783)
[ 12 ] ソナタ ニ長調 ~録音:1934年1月 *monaural*Polydor
☆ ぺシェッティ / Giovanni Battista Pescetti (1704~1766)
[ 13 ] ソナタ ハ短調 ~録音:1934年1月 *monaural*Polydor
☆ ハイドン / Franz Joseph Haydn (1732~1809)
[ 14 ] 変奏曲 へ短調 Hob.XVII:6 ~録音:1934年1月 *monaural*Polydor
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 15 ] 『ああ、お母さん聞いて』による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)ハ長調 K.265 ~録音:1960年5月 *stereo*DG 
[ 16-18 ] ピアノ・ソナタ 第2番ヘ長調 K.280 ~録音:1960年5月 *stereo*DG 

≪CD13≫
☆ ベートーヴェン / Ludwig van Beethoven (1770~1827)
[ 01-03 ] ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12‐1 ~録音:1957年1月 *monaural*Philips 
[ 04-06 ] ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.12‐2 ~録音:1956年9月 *monaural*Philips 
[ 07-09 ] ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12‐3 ~録音:1956年9月 *monaural*Philips 
[ 10-12 ] ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 Op.23 ~録音:1957年1月 *monaural*Philips 
 アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)

≪CD14≫
☆ ベートーヴェン / Ludwig van Beethoven (1770~1827)
[ 01-04 ] ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 『春』 Op.24 ~録音:1957年1月 *monaural*Philips
[ 05-07 ] ヴァイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 Op.30‐1 ~1957年9月 *monaural*Philips
[ 08-11 ] ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 Op.30‐2 ~録音:1956年12月 *monaural*Philips 
 アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)

≪CD15≫
☆ ベートーヴェン / Ludwig van Beethoven (1770~1827)
[ 01-03 ] ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 Op.30‐3 ~録音:1956年9月 *monaural*Philips 
[ 04-11 ] ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 『クロイツェル』 Op.47 ~録音:1957年9月 *monaural*Philips 
[ 12-15 ] ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 Op.96 ~録音:1956年12月 *monaural*Philips 
 アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)

≪CD16≫
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 01-02 ] ヴァイオリン・ソナタ 第25番 ト長調 K.301 ~録音:1958年10月 *stereo*Philips  
[ 03-04 ] ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304 ~録音:1958年10月 *stereo*Philips 
[ 05-07 ] ヴァイオリン・ソナタ 第32番 ヘ長調 K.376 ~録音:1958年10月 *stereo*Philips 
[ 08-10 ] ヴァイオリン・ソナタ 第34番 変ロ長調 K.378 ~録音:1958年10月 *stereo*Philips 
 アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)

≪CD17≫
☆ モーツァルト / Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1891)
[ 01-03 ] ヴァイオリン・ソナタ 第40番 変ロ長調 K.454 ~録音:1956年1月 *monaural*Philips 
[ 04-06 ] ヴァイオリン・ソナタ 第42番 イ長調 K.526 ~録音:1956年1月 *monaural*Philips 
 アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)

2012-03-20

Brad Mehldau

Biography:

1970年8月23日フロリダ州マイアミで生まれる。本格的なクラシック・ピアノの教育を6歳からを受け、14歳でジャズ・ピアノに傾倒する。

高校時代は、バークリー音楽大学主催のコンペティションで「最優秀オール・アラウンド・ミュージシャン賞」を受賞する。
高校卒業後'89年にニューヨークに進出し、ジャズの道に進むため、と、フレッド・ハーシュやジミー・コブに師事する。
ニューヨークのクラブを拠点に、たちまち頭角を現すと、94年にはジョシュア・レッドマン・カルテット『ムード・スウィング』のセッションに抜擢され、一躍世界中の注目を浴びる。
そこでの演奏が認められワーナー・ブラザーズと契約し、95年にメジャー・デビュー作『イントロデューシング・ブラッド・メルドー』を発表し、“同年の最優秀ジャズ・アルバムの一つ(ワシントン・ポスト紙)”と賛辞を浴びた。
デビュー作の録音に前後して、ラリー・グレナディアとホルヘ・ロッシィとレギュラー・トリオを組み、「アート・オブ・ザ・トリオ」と冠したシリーズ作品を5枚リリース。ジャズ雑誌の読者投票や批評家投票で最優秀に選ばれたほか、シリーズ2作目と4作目は、グラミー賞にノミネートされるという快挙を成し遂げた。
ピアノ・ソロの作品も同時進行で発表しており、“哀歌”を主題にした『エレゲイア・サイクル』(99年)と、東京すみだトリフォニーホールで収録された『ライブ・イン・トーキョー』(04年)がある。
また、ロックとジャズのスピリットが融合した実験的作品『ラーゴ』、作曲された場所の名前が全曲につけられた『プレイシズ』などコンセプト・アルバムも制作している。
05年11月にリリースされた「デイ・イズ・ダン」(通算13作目)で、ロックのようなビート、現代クラシック音楽、スイングなど様々なスタイルを取り入れた意欲作。
自己のアルバム以外では、チャーリー・ヘイデン、リー・コニッツ、ウェイン・ショーター、ジョン・スコフィールド、チャールズ・ロイドなどトップ・ミュージシャンたちとの共演も多い。
彼のレコーディング活動はジャズ界にとどまらず、カントリー・ミュージック界の大御所、ウィリー・ネルソンやシンガー・ソング・ライター、ジョー・ヘンリーの作品にも参加。また、メルドーの音楽はスタンリー・キューブリック監督の「アイズ・ワイド・シャット」、ヴィム・ヴェンダース監督の「ミリオンダラー・ホテル」を含め、数々の映画音楽にも起用された。フランス映画「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」のオリジナル・サウンドトラックも手掛けた。
05年にはカーネギーホールでソプラノ歌手、ルネ・フレミングと共演し、オリジナル歌曲を披露した。
06年にはジャズ・シーン最大のプロジェクト=夢の顔合わせが遂に実現!!ノンサッチ・レーベルが誇る、ジャズ界ナンバーワン・ギタリスト:パット・メセニーと、ブラッド・メルドーによるスーパー・プロジェクト第1弾として『メセニー・メルドー』をリリース。翌07年には、『カルテット』をリリース。パット・メセニー、ブラッド・メルドー、ラリー・グレナディア、ジェフ・バラードの4名が参加し、メセニーのメロウなギターとメルドーの詩的なピアノが織り成す、鮮烈かつ繊細な、モダン・アートな仕上がりとなっている。
最新作は、ニューヨークの老舗ジャズクラブ“ヴィレッジ・ヴァンガード”でライブ収録された「Live」。… Amazonのブラッド・メルドーストアで詳しく見る

2012-03-17

Jambalaya

Hank Williams Sr. Singing Jambalaya On the Bayou.

Jambalaya                    ジャンバラヤ  (訳詞: ゆうこ)

Good-bye, Joe, me gotta go, me oh my oh     あばよ ジョー もう行くぜ あらよっと
Me gotta go pole the pirogue down the bayou.   小舟で 棹さし 下って行くんだ 水郷を
My Yvonne, the sweetest one, me oh my oh    俺の かわいい イヴォンヌと あらよっと
Son of a gun, we'll have big fun on the bayou.   てやんでえ 楽しくやるのさ 水郷で

Jambalaya and a crawfish pie and file' gumbo   ジャンバラヤ ザリガニパイ フィレガンボ
'Cause tonight I'm gonna see my ma cher amio  今夜は 愛しの あの娘に会える
Pick guitar, fill fruit jar and be gay-o          ギターに フルーツパンチ 陽気にやろう
Son of a gun, we'll have big fun on the bayou.   てやんでえ 盛り上がるのさ 水郷で

Thibodaux, Fontaineaux, the place is buzzin'    フォンテノーの ティボドーは 大にぎわい
Kinfolk come to see Yvonne by the dozen      親戚中が イボンヌを見に 集まって来る
Dress in style and go hog wild, me oh my oh    めかしこんで どんちゃん騒ぎ あらよっと
Son of a gun, we'll have big fun on the bayou.   てやんでえ 盛り上がるのさ 水郷で

Jambalaya and a crawfish pie and file' gumbo   ジャンバラヤ ザリガニパイ フィレガンボ
'Cause tonight I'm gonna see my ma cher amio  今夜は 愛しの あの娘に会える
Pick guitar, fill fruit jar and be gay-o          ギターに フルーツパンチ 陽気にやろう
Son of a gun, we'll have big fun on the bayou.   てやんでえ 盛り上がるのさ 水郷で

Settle down far from town, get me a pirogue     町はずれに住み 小舟を買って
And I'll catch all the fish in the bayou         水郷の 魚という魚を 獲ってやろう
Swap my mon to buy Yvonne what she need-o   稼いだ金で イボンヌに 何でも買ってやる
Son of a gun, we'll have big fun on the bayou.   てやんでえ 楽しくやるぜ 水郷で

Jambalaya and a crawfish pie and file' gumbo   ジャンバラヤ ザリガニパイ フィレガンボ
'Cause tonight I'm gonna see my ma cher amio  今夜は 愛しの あの娘に会える
Pick guitar, fill fruit jar and be gay-o          ギターに フルーツパンチ 陽気にやろう
Son of a gun, we'll have big fun on the bayou.   てやんでえ 盛り上がるのさ 水郷で 


■『ジャンバラヤ』の詞の語注

『ジャンバラヤ』は故郷に新婦を連れて行き, お披露目パーティをする男の喜びを, ケイジャン英語やケイジャンの風物をちりばめて歌う明るい歌です。 
歌詞を理解する手助けになるように語注をつけました。 参考になさってください。 

(1) 第1連1行目 Good-bye, Joe, me gotta go, me oh my oh
「じゃあな,ジョー。 俺, 行かなくちゃ。」 という意味ですが, カーペンターズ盤は第1連の me gotta go を he gotta go にしているので, he は Joe とは別人物であると解釈しないと話が通じません。  だから「『じゃあな,ジョー。』 男は行かなくてはならなかった。」というように客観的に描写するような訳になるでしょう。 

もちろん me gotta go は I gotta go が正しいのですが歌の調子から言うと[ai] より[i:] の方が良い, でも文法がおかしい。 というのでカーペンターズは me を he にして文法上は正しくしたように思えます 

カーペンターズは, このように非文法的な部分や下品に聞こえる言葉を変えてしまうことがあります。  
ポール・サイモンの『時の流れに』をカーペンターズもカバーしています。 この中に crap 「クソ」という下劣な言葉が出てくる個所があるのですが, カーペンターズはこの言葉を別の語に置き換えて歌っています。
詳しくはここをクリック
gotta は have got to 「~しなくてはいけない」の崩れた形。 
me, oh my oh は音を整えるためで意味は考える必要はないと思われます。 

(2) 第1連2行目 Me gotta go pole the pirogue down the bayou
pole は「ボートを竿で押して進める」。 利根川下流の水郷地帯の娘船頭さんの姿を思い浮かべればいいでしょう。
pirogue はフランス語で「丸木船」のこと。 ケイジャン語で「カヌー, ボート」の類を言うようです。 それがどういうものか知りたい時,威力を発揮するのがイメージ検索。 ここをクリック。
bayou はミシシッピー川下流のデルタ地帯に広がるよどんだ支流, 入り江, 沼地などのある地帯のこと。 

これもイメージ検索でイメージを膨らませてください。 ここをクリック 

(3) 第1連4行目 Son of a gun, we'll have big fun on the bayou.
son of a gun
 は「畜生」「こいつ」「あいつ」「野郎」「お前」といった意味の親密な男同士で使う言葉。

日本語でも江戸っ子が「憎いね, コンチキショー」と言いますが, ここの son of a gun もそれと似ています。 嬉しくて発した間投詞と考え, 「やっほー」と思いきり意訳してみました。 
そう言えばカーリー・サイモンは『うつろな愛』のイントロで Son of a gun. 「憎い人ね。」と囁いていますね。 

ところでこの son of a gun の語源は何でしょうか。 
それについては次のようなイギリス海軍起源説があります。 

(A) 昔は慰め役の女性も乗船していて gun deck (砲列甲板: 端から端まで砲が並んでいる甲板)が露天甲板ではなかったため, そこでその行為が行われおり, 船上でその女性が男の子を産むと船長がログに a son of a gun と記録し,これが軽蔑語として「やつ」を意味するようになったという説。 

(B) (A)の「慰め役の女性も乗船していて」を「港に停泊中か領海内を航行中は船員の奥さんや売春婦も乗船できて」と変えるバリエーション。 

(C) 港に停泊中に船員の奥さんが乗船中たまたま出産と重なりしかも難産のときは大砲を鳴らして出産を助けたので, 生まれてきた男の赤ちゃんは  son of a gun と呼ばれたという説。 (これはかなりマユツバモノですね。)
(D) 海軍では兵士は gun と呼ばれていたので, 友人などを親しみを込めて son of a gun と言ったという説。
これに対し, 
(E) gun が cunt の婉曲用法として使われているという説もあります。 (cunt については辞書でお調べ下さい。)
(A)~(C)はもし生まれた子供が女の子だったらなぜ daughter of a gun と言わないのかという素朴な疑問が残ります。 だから個人的には(D)か(E)が妥当な説ではないかと思うのです。
(4) 第2連1行目 Jambalaya and a crawfish pie and filé gumbo
この行はケイジャン料理の代表的なものを挙げて, 新婦お披露目パーティの楽しい雰囲気を出している行です。
jambalaya は「ごちゃまぜ料理」。 沖縄料理のチャンプルーのようなもの。 基本はライス+野菜+肉かシーフードを煮込んだものでその材料はトマト, セロリ, タマネギ, ペッパー, エビ, チキン, ブタ, 牛, ソーセージ, ハム, アヒル, さらにワニと幅広い。
とりあえずこれもイメージ検索をして味は想像いたしましょう。 ここをクリック
  crawfish 
crawfish は英和辞典では「ザリガニ」と出ていますが, 左の切手を見るとわかるようにいわゆるエビという感じがします。crawfish は大西洋の孤島トリスタン・ダ・クーニャの特産品でもあるのです。 
トリスタン・ダ・クーニャについては当サイトにコンテンツがあります。
 ここをクリック

crawfish pie は,あらかじめ用意したタマネギ, セロリ, ニンニク, トマト・ソース, ナツメグ,タイムなどからなるソースに2,3分炒めた crawfish の身とグリーン・オニオンなどを混ぜ合わせ, パイ生地で包んでオーブンで焼いたもの。 
イメージ検索してもいい写真がないですがとりあえずここをクリック
filé gumbo はササフラスの粉のことです。 歌詞サイトの多くは fillet gumbo としていますがこれは間違いです。 発音は同じですが fillet とするとヒレ肉になってしまいます。 
ササフラスは北米産のクスノキ科の木で, その根は強壮剤や香料として使われるようです。
gumbo というのはエビ, オクラ, カニ, タマネギ, セロリ, ニンニク, トマト・ソースなどを小麦粉でとろみをつけて1時間半以上煮て, ライスの上にかける料理で,  シーフード・カレーのベースをカレーではなくトマト・ソースにしたと考えれば良いのではないでしょうか。 イメージはここをクリック
 filé gumbo はこの gumbo 料理の風味付けに使う香辛料で, カレーならカレー粉に当ると言えるでしょう。
イメージはここをクリック
(5) 第2連2行目 'Cause tonight I'm gonna see my ma cher amio
ma cher ami-o はフランス語の ma chère amie 「私の親愛な女友達」からできたケイジャン英語(仏語)で文脈から考えると「愛する女性」ということではないでしょうか。 ma = my なので my が余分ですが。。
(6) 第2連3行目 Pick guitar, fill fruit jar and be gay-o
fruit jar はシロップ漬けなどにした果物を入れておく口の広いガラス壜。 欧米ではアンティークな fruit jar を収集している人も多いようです。
ここでは一種の披露宴が開かれるので fruit jar に入れるのを果物ではなくアルコールとしてみました。 もちろん果物をいっぱい詰めたとしてもいいと思います。 
gay-o は「楽しい」の gay に韻を合わせるために o を添えたと言えますが, フランス語っぽく聞こえるようにするためでもあるかもしれません。 
第5連の need-o も同じです。
(7)第3連1行目 Thibodaux, Fontaineaux, the place is buzzin'
Thibodaux, Fontaineaux はフランス語の固有名詞「ティボドー,フォンテノー」。 ここでは地名としました。 ただ2つの地名なのか1つなのかは問題があります。 多くの歌詞サイトはカンマをつけて分けていますし, 事実 Thibodaux という都市があります。
しかし Fontaineaux はありません。  もちろん架空の地名ということも考えられます。
buzzin' は「(場所が)ざわざわする」という意味の動詞 buzz の現在分詞形。
(8)第3連2行目 Kinfolk come to see Yvonne by the dozen
kinfolk は親戚, 親族。 古臭い言い方ですが古語は方言に残っていることが多いので, 方言的な響きを出す効果があるように思います。
by the dozen は単位を表す by の組み合わせで「1ダース単位で」。 しかしここでは「大勢で」訳しました。 この連に「大賑わい」「大勢」「大騒ぎ」と「大」を三連発させて楽しい雰囲気を出してみようと思ったからです。
(9)第3連3行目 Dress in style and go hog-wild, me oh my oh
go hog wild は米口語で「ひどく興奮する」。 hog はアメリカでは「成長した豚」, イギリスでは「去勢した豚」。 hog-wild とハイフンをつけて1語にして形容詞にしてあります。
wild hog なら「野生の豚」で hog wild なら「大きくなったブタのように手におえない」となります。 イギリス英語なら hog は「去勢した豚」なので wild との組み合わせはイマイチおかしいでしょうね。
(10)第5連3行目 Swap my mon to buy Yvonne what she need-o
swap は「交換する」。 mon は money のことであるのは buy から想像がつきます。 そこで「お金と引き換えにイボンヌに必要なものを買ってやる。」程度の意味であることはわかります。 なお主語 I は省略されています。 
アカディア人の歴史 ケイジャンの歴史 ケイジャン音楽 


(Jambalaya 英会話のための歌詞解説)
●pole=舟をさおで進める
●pirogue=丸木舟
●bayou=アメリカ南西部のバイュー
主にルイジアナ州とミシシッピー州の河川や湖に注ぐ支流や入り江で水の流れがゆったりしているかよどんでいて湿地帯のようになっている場所。
●sun of a gun=
 (俗)1)人、ヤツ、野郎  2)悪いやつ、悪党、暴れん坊、
                    どうしょうも無いやつ
 (間投)おやおや、しまった、何てこった!、チェツ!
     (驚き、失望、いらだちなどを表す)


  (例)Sun of a gun!=畜生!、くそったれ!、しまった!、何てこった!、ちぇっ!
     You, son of a gun!=おい お前!、しょうがないやつだな!、全くもう!、よくやった!
●Thibodaux, Fontaineaux 
  この二つの単語については2つの説があるらしい。
(説1)Thibodauxという街は現実にルイジアナにあるそうですがFontaineauxについてははっきり分かりません。Fontenotという街はあるそうですがFontaineauxではないらしい。とにかく何かの名前らしいですが、二つとも街の名前だと言う説。
二つの街がbuzzだったらthe place is buzzin'ではなくthe places are buzzin'となるはずだけど??
それで、本当の歌詞は「Thibodaux to Fontaineaux 」ではないか?という説も....


(説2)Thibodaux, Fontaineaux はbayouでパーティに参加した親戚のあだ名だと言う説。
●kin-folk=kinfolk=kin=親類、血縁、親族
●by the dozen=ダース単位で、 束になって
●dress in style=上品な服装をする
●go hog wild=1)とても興奮する、夢中になる  2)(米口)(日頃しない事を)突然たくさんする
●Jambaraya=ジャンバラヤ;
アメリカ風炊き込みご飯で主に米と野菜と肉がメインである。他に、燻製ソーセージ(andouille)、玉ねぎ、ピーマン、セロリ、ニンジンといったものを入れる。ソーセージのほかにさらに豚肉や魚介類(海老やイカ)を入れる場合もある。<引用 ウィキペディア>
ジャンバラヤをもっと詳しく 
●crawfish=ザリガニ
●fillet gumbo=ヒレ肉入りのガンボスープ
fillet(filet)=(魚、骨なし肉の)切り身、ヒレ肉、鶏のささ身
gumbo=オクラ、ガンボスープ
ガンボスープとは;
鶏肉や魚介類と一緒にたくさんの野菜を煮込んだトマトベースのスープのことでビリッと効いたスパイスが特徴。
ジャンバラヤとガンボスープ
*注意!!;カーペンターズの歌う歌詞ではfillet gumboとなっているがハンク ウィリアムスの歌では「 filé gumbo」となっている。本来は「 filé gumbo=オクラの代わりにfiléを入れたガンボスープ」なのですが、ここではカーペンターズを取り上げてるのでfillet gumbo=ヒレ肉入りのガンボとします。
余談; filé=ササフラスから作るスパイスの一種でfilé powder またはgumbo filéと呼ばれる。gumbo filéとは?
    filé gumbo=オクラの代わりにfiléを入れたガンボスープ
    filéというスパイス(filé powder=gumbo filé)はオクラが無い季節にオクラの代用としてガンボスープに使われる。
●ma cher ami(フランス語)=私の親愛なる友達
   ma=my ,  cher=dear ,   ami=friend
●pick=(弦楽器を)弾く
●gay=cheerful ;これは古い表現で、最近ではgayは主に同性愛者の意味で使いcheerfulの意味ではほとんど使わない。
●get A B=AのためにBを手に入れる
 (例)I got her a new dress.=私は彼女に新しいドレスを買ってあげた。
●settle down=1)(気持ちが)落ち着く、2)座る、身を落ち着ける、結婚して身を固める、家を持つ、住居を定める、永住する
●mon=(米俗)金、銭=money
●swap his mon to buy=金で買う
●swap=場所/物などを交換する 


(Jambalaya 和訳)


さよなら、ジョー、彼は行かなくちゃ
丸木舟を漕いでバイューへ下らなくちゃ
彼のイボンヌはとてもかわいいな
ちぇつ、俺達もバイューでお楽しみだ~い


ティボード、フォンティノー、そこは賑わっているぜ~
親戚が束になってイボンヌに会いに来る
めかし込んで夢中になるんだ
こん畜生、俺達もバイューでお楽しみだ~い


(★)ジャンバラヤにザリガニパイ、それにヒレ肉入りのガンボスープ
今夜はオイラは大事な友達と会うことになっているんだ
ギターを弾いて、フルーツ瓶を一杯に満たし、陽気にやろうぜ~
何てこった、俺達もバイューでお楽しみだ~い


街から離れて住むから彼に丸木舟を持たせないとね
そして彼はバイューの魚ぜ~んぶ採っちゃうだろう
彼はそのお金でイボンヌが要る物を買ってあげるんだ
何てこった、俺達もバイューでお楽しみだ~い

2012-03-11

Norwegian Wood

http://blogs.dion.ne.jp/tacthit/archives/5758988.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Norwegian_Wood_%28This_Bird_Has_Flown%29


I once had a girl, or should I say, she once had me...
She showed me her room, isn't it good, norwegian wood.
She asked me to stay and she told me to sit anywhere.
So I looked around and I noticed there wasn't a chair.
I sat on a rug, biding my time, drinking her wine.
We talked until two and then she said, "It's time for bed"
She told me she worked in the morning and started to laugh.
I told her I didn't and crawled off to sleep in the bath.
And when I awoke, I was alone, this bird had flown.
So I lit a fire, isn't it good, norwegian wood.



Composition and Lyrics

Lennon started composing the song on his acoustic guitar in January 1965, while on holiday with his wife,Cynthia, in the Swiss Alps.[5] Lennon later explained that the lyric was about an affair he had been having:
I was very careful and paranoid because I didn't want my wife, Cyn, to know that there really was something going on outside of the household. I'd always had some kind of affairs going on, so I was trying to be sophisticated in writing about an affair. But in such a smoke-screen way that you couldn't tell. But I can't remember any specific woman it had to do with.[6]

McCartney explained the title and lyric as follows:
Peter Asher [brother of McCartney's then-girlfriend Jane Asher] had his room done out in wood, a lot of people were decorating their places in wood. Norwegian wood. It was pine, really, cheap pine. But it's not as good a title, "Cheap Pine", baby. So it was a little parody really on those kind of girls who when you'd go to their flat there would be a lot of Norwegian wood. It was completely imaginary from my point of view but in John's it was based on an affair he had. This wasn't the decor of someone's house, we made that up. So she makes him sleep in the bath and then finally in the last verse I had this idea to set the Norwegian wood on fire as revenge, so we did it very tongue in cheek. She led him on, then said, "You'd better sleep in the bath." In our world the guy had to have some sort of revenge ... so it meant I burned the place down ....[3]

There has been various speculation as to the subject of Lennon's affair: his friend Pete Shotton suggested a journalist of their acquaintance, possibly Maureen Cleave[7] (though Cleave has said that in all her encounters with Lennon there was "no pass"),[8] while writer Philip Norman claimed that the woman wasmodel Sonny Drane, the first wife of Beatles photographer Robert Freeman.[9]

2012-03-03

Brad Mehldau



現代ジャズの最高峰トリオであるブラッド・メルドー・トリオの来日公演が7月28日(土)にビルボードライブ大阪にて開催。ラリー・グレナディア、ジェフ・バラッドとのトリオ名義としては2008年の『Live』以来となるトリオ作の新作アルバム『Ode』(3月13発売)の世界を堪能する、貴重な一夜をお見逃しなく。
アルバム『Ode』は全11曲入り。すべてメルドーがこのトリオの為に書き下ろしたオリジナル・ナンバーで、録音は2008年と2011年に行われています。マイケル・ブレッカー(「M.B.」)など、実在する人物や架空の人物などにささげた「ODE」として作り上げられた作品とのこと。
<ブラッド・メルドー・トリオ>
2012/7/28(土) ビルボードライブ大阪
Brad Mehldau(Piano)
Larry Grenadier(Bass)
Jeff Ballard(Drums)

Brad Mehldau Trio Returns March 13 with "Ode," Featuring 11 Original Mehldau Compositions; Pre-Order Now

Nonesuch releases an album of original songs from the Brad Mehldau TrioOde—on March 13; it is available to pre-order in the Nonesuch Store now with an instant download of the title track. The record, which is the first from the trio since 2008’s live Village Vanguard disc and the first studio trio recording since 2005’s Day Is Done, features 11 previously unreleased songs composed by Mehldau. Many of the songs on the new album were written as tributes, or “odes,” to real and fictional people.

Brad Mehldau Trio Box Set Shows Why Mehldau Is Among "True Masters of the Jazz Piano" (Jambands)

Brad Mehldau is set to perform an intimate solo set in Washington, DC, this weekend. The Washington City Paper says: "His performances are wondrous, and this one promises to be no different." The Washington Post, reviewing the new Brad Mehldau Trio box set The Art of the Trio Recordings: 1996-2001, cites "an intuitive and highly interactive level of performance" in the set. JazzTimes says the retrospective offers "a fresh vantage point on a body of music by enabling the listener to experience it whole. The best art requires time to release all of its revelations." Jambands calls it "a solid reminder why Brad Mehldau has earned his place amongst the true masters of the jazz piano."
ABOUT THIS ALBUM
Nonesuch Records releases jazz pianist Brad Mehldau’s Art of the Trio Recordings: 1996–2001 on December 6, 2011. The set includes the five original Art of the Trio albums (the fifth volume includes two CDs), released on Warner Bros. over a prolific four year period from 1997 to 2001; a seventh disc of previously unreleased material from shows at the Village Vanguard in 1997, 1999, and 2001 completes the box. These recordings feature Mehldau’s longtime trio with bassist Larry Grenadier and drummer Jorge Rossy. Repertoire includes interpretations of standard tunes and modern classics as well as many original compositions. New liner notes by Bad Plus pianist Ethan Iverson include interviews with all three trio members. Orders of this seven-disc box set do not include instant MP3 downloads included with other Nonesuch Store orders.
Brad Mehldau moved to New York City from his native Connecticut in 1988, studying at the New School and playing in a number of different combos—including a stint in Joshua Redman’s quartet—before becoming a bandleader himself. His trio toured the globe extensively for 10 years and also made eight acclaimed recordings, including the five widely praised Art of the Trio albums. (Additionally, Grenadier and Rossy play on the pianist’s Introducing Brad Mehldau and Largo.) In his liner note, Ethan Iverson says: “Brad Mehldau, Larry Grenadier, and Jorge Rossy made up the most significant new piano/bass/drums trio of the 1990s…the music in this box is original. It could only be made by this group.”
Jorge Rossy grew up in Spain, moving to Boston in 1989 to study drums at the Berklee School. Steady work with Danilo Perez and Paquito D’Rivera enabled him to move to New York after three semesters. When saxophonist Perico Sambeat asked Rossy and his bassist brother Mario to join him on tour, Mario suggested his New School classmate Brad Mehldau join them. “I went to hear Brad the night before we flew to Madrid in 1991. It was Jimmy Cobb’s group with John Webber, Peter Bernstein, and Brad,” Rossy tells Iverson. “I thought ... 'I am in a different space musically.’ Then, at the first gig, Brad came into my territory. The slightest nuance was understood. A very fast, clear, uncluttered connection.” Rossy left the Trio in 2004 to spend more in Spain and to pursue other musical outlets—including playing piano, composing, and arranging. Mehldau said at the time: “Jorge and I have what I can only describe as a tremendous musical relationship and a great friendship as well.” (Jeff Ballard has played drums in the Trio for the past seven years.)
Larry Grenadier grew up in the San Francisco area and studied literature at Stanford University before also moving to Boston, to play with Gary Burton. He arrived in New York in 1991 and played with many of his peers, including Chris Cheek, Joshua Redman, Kurt Rosenwinkel, and Mark Turner (with whom he and Ballard currently play in the collective FLY). When Grenadier first sat in with Mehldau and Rossy at the Village Gate, Rossy says: “It was obvious… Larry was in the band from that moment. (He) had perfect time, intonation, and tons of personality.” Grenadier was similarly hooked from that first gig. “Wow, here is music that leaves space for the bass…to be heard as one of three voices,” he recalls thinking. “Brad’s got the biggest elephant ears of any musician I know. Nothing gets past him. Almost 20 years later I’m still amazed by this. Same for Jorge.”
Mehldau’s other two Nonesuch releases this year have showcased other facets of his fruitful, ever-evolving career as it enters its second decade: his live solo performances (Live in Marciac) and his collaborations with genre-crossing musicians (Modern Music, with composer/pianist Kevin Hays and composer/arranger Patrick Zimmerli).