ロレンツォ・ギエルミLorenzo Ghielmi(オルガン)
ルネッサンスとバロック音楽の演奏家、研究家。 ヨーロッパ、日本、アメリカ等で広くコンサート活動、ラジオ出演を行い、ドイツ・ハルモニア・ムンディ、ウィンター&ウィンターなどのレーベルからCDも数多くリリースしている。また、16~17世紀におけるオルガン芸術、バッハの作品解釈についての研究にも熱心である。現在、ミラノの聖シンプリチアーノ教会のオルガニスト、ミラノ国際音楽アカデミーの古楽研究所でオルガン、チェンバロそして室内楽の教鞭を執っている。2006年からは、バーゼルのスコラ・カントールムの教授も務める。また、世界中の著名なオルガン・コンクールの審査員として、またマスタークラスの講師として招聘されている。2002年よりハーレムでの夏期講習会の講師も務めている。2007年には、自身のグループ“ラ・ディヴィーナ・アルモニア”を結成し、ヘンデルのオルガン協奏曲第1集op.4(このCDで、フランスの権威ある音楽専門誌ディアパソンにてディアパソン賞を受賞)や、ハイドンのコンチェルトを録音している。また、東京カテドラル聖マリア大聖堂新オルガンの建造にあたり、芸術コンサルタントを務めている。 |